コロナの拡大とみんなの我慢

コロナの感染拡大の影響で、 私の仕事関係でも毎年年度末に開催される 様々な行事や集会が中止となった。 牛の共進会、 酪農協の総会、 市町村の獣魂祭 などなど。 ある意味経費がかからず 助かる部分もあるのだが、 開催場所のホテルやお弁当屋さんなど、 それらに関わる人々にとっては 大きな打撃であることは間違いない。 先日も事務所にいると過去に利用したことのあるホテルの営業の方がいらして、 特別料金を設定するのでこの騒動が落ち着いたらぜひ利用してもらいたいと チラシを置いて行かれた。
テレワークというわけにはいかない私たちの仕事では、 普段通りの毎日が今のところ続いているが この先おちおちしていられなくなるかも知れない。 枝肉の値段は A5で3000円を切っているそうだし、 ここでオリンピックが延期となれば さらに値崩れは進むだろう。 今までのようなスモールの高値が今後見込めなくなれば、 酪農経営を直撃する。
来年度から予定されている授精料移植料の値上げ、 そして診療費の農家1割負担の開始が、 また農家と診療所の軋轢となっていく。 どちらが上だ下だ、またどちらが正しいか間違っているかではなく、 お互いの意見をよく聞きお互いの立場を理解し合う、 片方がもう一方に 従う関係から お互い肩を並べる ビジネスパートナーのような関係に 成れれば、 本当理想的なんだけどなあ 、、、