乳房から出血!

このところあまり体調が良くなく、気分も落ち込み気味。
畜主と寝返しさせて股開き防止バンドをかけてやる時、前肢で肋骨をしこたま蹴られた股開き牛も結局屠場行きとなってしまったが、なかなか抜けない鼻風邪でくしゃみをするたびに、今でも肋骨に痛みが走ってなんか暗澹たる気持ちになってしまう。まっ、くしゃみができるからひびが入っているわけではないのだろうが。

先日、乳房表面からの出血で夕方呼ばれ、上のカルテのようなことになってしまった。
始めは小便小僧のような出血の勢いだったのが、もたもたいじっている間に水道管が破裂したような勢いになってしまい、かなりあせってしまった。
私の勉強不足なんだけれども、乳房表面に浮き出ている静脈の走行はいったいどうなっているのだろうか?
どなたかご存じの方、いらっしゃいますか?

なんと三連休家族を深夜移動する

子宮捻転大活劇
大袈裟でしょう。でも、記念に書いておこう。
正月二日。風呂上がりの僕はI農家からいただいた大根をホタテであえて、おいしいサラダを作る最中だった。
マヨネーズをふりかけボールの中で手でまさに掻き混ぜていた時、自宅の電話が鳴り出した。
そのIさんからの電話だ。
「あっ、先生?子宮捻転みたいなんだけれど、来てくれる?」
すでに出来上がった食欲を抑えることが出来ず、ちょっと晩飯かきこんでいざ出陣。
どんな結末になるのか、あれやこれや考えながら約15分の道のりを運転するとIさん宅へ到着。
ラッキーなことにお産の牛は立っている!

謹賀新年

あけましておめでとうございます!いよいよ2007年が始まってしまいました。
今年はぜひこれをやってみたいというものがなく、今の生活パターンの堅守ということに走ってしまいそうです。
しかし今の生活で安泰というわけでは決してないのです。
実はこの4月から県に合わせて我が社の給料表も変わることになり、なぜか私たち入社同期だけの給料が4月から下がってしまい、今後昇給があっても55才の昇給停止までには現在の給料まで戻らないというのです。なんでもそういう巡り合わせだそうです。
つまり今現在もらっている給料が私の一生涯で一番高い給料ということなのです。
これから子供たちのことでどんどんお金がかかってくるのにどうすればいいのでしょう。
貯金など蓄えはもうなく、住宅ローンと毎月の赤字をボーナスで返済するという状態なのです。
そんな矢先「年末ジャンボ宝くじ10枚プレゼント」というラジオのキャンペーンに応募したところ、抽選に当たり自宅に郵送されてきました。
今まで懸賞なんかに当たったことがなく、こりゃもしかしてツキがまわってきたかなと、喜んでしまい、そんなわけあるわけないのに、もしかしたら宝くじにも当たるんじゃないかと、かなりその気になっていました。ばかですね。
5000万円あれば、半分でローン返して、残りで子ども3人どうにか大学まで上げられるかな、などと捕らぬ狸の皮算用を始めてしまいました。
今気持ちは今年はどうしたらいいのかなあ、何とも言えない気分です。
そこで今年の御願い。何か若いときのように心からワクワクする出来事にに出会えますように、でなければ、心の底からホッと安心できるような癒されるような経験と出会えますように。

それは奇遇ですね!

冬休みになった子供たちを家内の実家に送り届けて、毎年恒例のお正月モードに入った。
今年の年末年始の当番はラッキーにも、大晦日と元旦が外れている。
実家に帰っている家族たちと久しぶりに年が越せそうだ。
この時期一人独身に戻ったつかの間の間にやることは昔は多かったものだが、今回は年賀状書きくらいしか思い浮かばない。
たまった仕事をやるのもなんだかもったいないような気がするし・・・。
しいていえば、冷蔵庫の中の食材が自由に使えるな。明日のお弁当は昆布入りおにぎりにしよう!
家内の実家からの帰りの電車の中で暇つぶしのようにぐだぐだと書いていますが、そういえばこの間びっくりしたことがありました。
うちの次男(小学校5年生)が少年野球をやっているのですが、そこで一緒にコーチをやっている普段は歯医者さんの方と納会の打ち上げで話していたところ、なんとその方のお父さんが私と同じ職業、つまり牛豚の獣医をされていたいうことが判明したのです。
いつも遅い時間にお仕事をされてたいへんだったようで、家族からは臭いと言われ、子供心に親父の職業には良いイメージはもっていなかったそうです。たびたびお父さんと一緒に往診に行ったそうで、その時の様子を話して私が解説するみたいな感じで、大いに盛り上がりました。
お父上の職業から自分も獣医になるものだと思っていたそうですが、ある時「お前は獣医は無理だから歯医者になれ」と言われたそうです。そちらの方が良かったのかも・・・・・。
われわれの職業は特殊で、何をやっているのか一般の人にはなかなか分かってもらえないことが多いのですが、身近に理解してくれている人がいたなんで何かとても嬉しかったです。
自分だけが家族につらく当たられているような気がしていたのですが、そういうものなんだと、妙に納得して(?)安心してしまいました。(´▽`) ホッ

捜し物は何ですか?


乳頭が渋くなった牛に10日前挿入したシリコンチューブが乳頭の中に入ってしまったようだ、と言うことで往診依頼あり。痛がって脚を挙げる牛の乳頭の中を探し回ってようやくモスキート鉗子で引っ張り出した物です。
乳頭の外に出ている部分がとれてしまうと入っちゃうようです。以前にも同様な事例があり、メーカーに苦情を話したところ、製造方法でこの部分は後からくっつけるのでどうしても弱くなってしまうらしい。
皆さんのところでは、乳頭の傷、どう対処してますか?

久々の更新

千葉は寒い。
今日診療所の臨時歓送迎会があったのだが、帰りの駅のホームで待ってて、冷たい雨が吹き込んで来て、じっとしていられなくて、携帯から更新しています。
昨日繁殖の検診してて、牛にもろに太股に後ろ蹴りを食らってしまい、今日は歩くのは非常に困難な状態。
ちょうど去年の今頃指を噛まれたし、この時期は要注意だったのに。