これからどうなる?「バイオ燃料」

今月から配合飼料の値段が上がって、往診に行くたびに愚痴を聞いている。
今ちょうど冬乳価で酪農家にはさらに応えているようだ。
その原因としてバイオエタノール需要が増大し、その原料であるトウモロコシの相場が世界的に上昇し、投機的な動きさえ出ているというのだから、いったいどういう世の中になってしまったのだろうか?
今日行った牛やさんでかあちゃんにその話をしたら、「牛飼うのやめて、いっそ空いている畑でトウモロコシ作ってそれ売った方が儲かるんじゃないか、とお父さんと話していたんだよ。」とのこと。
それでこんな新聞記事もありました。

今年は新たに2品種栽培 飼料米からバイオ燃料/宮城の建設業者ら
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/modules/bulletin8/article.php?storyid=414

今年くらい暖冬だと、ほんと地球温暖化が進んでるなと実感する。
そのための対策なのだろうが、思わぬところで家畜や人間の食糧とバッティングしてしまった。
日本では廃材を使った生産プラントが完成したとニュースになっていたが、この問題については今後注意深く情勢を見ていき、いろいろと考えてみよう。
皆さんのご意見、お待ちしています。