6年間ご苦労様、終わりよければ?

前日のリハーサルで兄の指揮を見た小学校2年生の妹曰く「お兄ちゃん、下手だった」
いつも本番に弱く、半ば開き直って卒業式に臨んだ父親だったのですが、いやあ、親バカかもしれないけど、彼らしく本当に立派な指揮ができたと思いました。

何かと騒々しく目立ちたがりやの次男でした。少年野球はチームに入った低学年の頃はうまかったのですが、次第に後から入ったチームメイトにレギュラーポジションをとられ、6年ではチームの「スーパーサブ」としてやってました。志願して運動会の応援団長を務めた赤組は、残念ながら準優勝。結構親の方が期待していた公立中学受験は不合格に終わりました(よくある話みたいですが・・・・・)。

とても周りに気が利くぶんだけ、いざ自分の実力を出す時になると、今ひとつ集中力が足りず、結果が残せなかったのではないかな。でも、小学校生活の最後の最後に、自分でも納得のいく指揮ができて、今までチャレンジしたことでようやく今日は満足できる結果を残すことができた。本人はもちろんですが、今までそばで見ていていつも歯がゆかった私の気持ちも、これで少し楽になったような、そんな気がします。4月から地元の中学に進学しますが、また気持ちをリセットして多感な青年時代を歩み始めて欲しい。卒業式を終えて、親としてホッとしたり、無邪気な少年時代はこれで終わっちゃったな、と少し寂しかったり、何か長い長い一日でした。
明日は友達とディズニーランドに卒業遠足に行くとやら、まあ、楽しんで来てくださいな。